50' Sprague BumbleBee 400V 0.022uF 試してみた!
みなさんこんばんは!
ShunOfficiallyこと、しゅんです!
さて今回もギターに関して見ていきたいと思います:)
僕もたまにインスタグラムの方でコンデンサーの写真まんまを載せたりしているのですが、ギターを弾かない人、特にエレキギターを弾かない人にとっては,
どうギターに関係あるのだろう、と思うかもしれません。。
実はそのコンデンサー、エレキギターのトーンの質に関わってきます!
エレキギターのトーンはいわゆる音の高音域の調整を担っていて、より聴き手、弾き手に聴きやすい音、いわゆる良い音を作る上で大事な機能です。
そのコンデンサーという部品はその高音域の音を通す、調節する部品そのものであります。
ギターに使われるコンデンサーの種類としては、オレンジドロップ、Blackcat、バンブルビー など抵抗値や載せるギター、その人の好みによって様々です。
そして今回僕が所有している Gibson Les Paulに載せたのが、
こちら、50年代そのもの Sprague Bumble Bee 400v 0.022uF です。
このコンデンサーはそのルックスからバンブルビーと呼ばれ、50年代のビンテージレスポールに実際にのっていたもので、現在では非常に価値の上がってきているものとなっています。
もちろん同じバンブルビーでもその抵抗値によって値段に大きく差が出ますが、
この僕の購入したバンブルビーは59年あたりのビンテージレスポールについていたものと同じ抵抗値、ブランドということもあり、デッドストックではありませんが、
約1万5千円ほど2つペアで購入しました。
僕は以前都内のあるリペアさんからのアドバイスで、
予算の関係から、下の抵抗値の違うバンブルビーをのせたことがありました。
抵抗値は600v 0.01uF です。
もともと僕のレスポールにはGibsonオリジナルの安いセラミックコンデンサーがのっていたこともあり、
この抵抗値違いの600v 0.01uF バンブルビーに載せ替えたときはその違いはすぐにわかりました!
なんともエグ味のない、すっきりした、落ち着いた音に変わりました。歪ませてもキンッと耳にこない良い印象をうけました。
ではなぜ今回別のバンブルビーコンデンサーにまた載せ替えたかというと、400v 0.022uF のバンブルビーが59年のビンテージレスポールに実際にのっていたことということもあり、一度どれだけ音に違いが出るのか、この耳で確かめたい、というのがありました。
取り付けて思ったこと。。。。。
確かに音の目覚め、音の輪郭が "あっ"、と気づくような違いを感じました。
クリーンで弾いた時は前のバンブルビーと大差は感じませんでしたが、
特に歪み をかけた時に、よりどストライクに耳に向かってくるような印象をうけました!
しかししばらく弾いていると前のバンブルビーの方が良かったかのような少し懐かしいような、、
400v 0.022uF バンブルビーもすごく良いが 600v 0.01uF も全然良い。。
今回 400v 0.022uF バンブルビーに付け替えてみて、思ったことは、
決して この400v 0.022uF バンブルビーが、2000万円を超えるビンテージレスポールにのってたとはいえ、
それが決して100%正解の模範解答ではないということ。
違う抵抗値のコンデンサーを選んだからと言って、それが本物の音ではない、ではなく、
自分のイメージする良い音、と部品を変えてギターから出た音が合っていれば、
それは良い音、自分の目指した音作りのゴールではないかと思います。
よく 良い音、ビンテージの音ってなんですかと聞かれ、
”自分の良いと思う音が出ていれば良い音です”、”自分のイメージするビンテージの音と実際の出音がマッチしてればそれでよい”と おっしゃる方がいるように、
音作りの良さを決めるのは確かに機材本来の良さも必要かもしれませんが、それ以上に、ツマミを調節する技術や、自分の耳が、
良い音へ結びつくために一番重要になってくるのではないかと感じました。
音作りとはまだまだ深いものです。。
さて! 今回は長い話になってしまいましたが、観覧どうもありがとうございました!!
ブログを始めて未熟な部分はまだまだあると思いますが今後ともどうぞよろしくお願いします!
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